

こちらはメキシコオパール。
やや黄色く写っていますが地の色はメキシコらしい綺麗なオレンジです。
カットは若干非対称ですが全体的なバランスは良く、透明感も良好。
遊色は緑~赤までが強く綺麗に出ます。青も出ますが強くはないのでお得感のある価格で購入できました。
1ct強でそこそこ存在感もあり、私が所持していた中では珍しく高品質のルースです。
製作時に所有していた物の中でも一番の高額ルースです…。
そしてこの方は現在母親の首元にくっついております。
誕生日プレゼントとして献上いたしました。
乾燥状態で保存していたものなので今後の扱いも楽でしょう。
扱いが楽だと思えない石は私はジュエリー加工したくないです。
最近のオパールはエチオピア産市場が尋常ではないレベルで拡大しているように思います。
エチオピア産は安い上に綺麗ですのでたくさん見ることができるのはとてもうれしいのですが、正直あれはコレクションとしては良くてもジュエリーとして身につけると考えると悩みます。
肌につける事を考えると扱いは結構難しいのではないかと。
カットされていると言うことは原石よりは断然綺麗な状態を保てる可能性が高いですが。
ただカットされてても吸水させて乾燥させると皺が入ることもありますし、カンが入るものもあります。
遊色が鈍くなることもありますし、変色することもあります。
…ええ、ええ。
もちろん変色させたことあります!研磨して白濁したままだよ。
水道水で大丈夫なやつもいますが、だめなやつもいるのです…。
